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お悩み症状
四十肩・五十肩(肩が上がらない)
四十肩・五十肩は、肩関節や肩甲骨をあまり動かす機会がない方に多く見られる症状で、特にデスクワークや事務職などの方は要注意です。
また利き腕とは反対の肩に症状が出ることが多く、利き腕はよく使うけど反対はそれほど使わないというのが理由として考えられます。
四十肩・五十肩には、大きく分けて3つの段階があります。
①急性期
発症後約2週間続き、強い痛みや可動制限に加え、何もしていなくても痛い、夜痛くて眠れない、など非常に辛い症状が続きます。
②慢性期
急性期後約6カ月間続き、痛みは徐々に緩和してくるが、可動制限がまだ強く残ります。
③回復期
痛みはほぼなくなり、可動制限が多少残っている状態。痛みがなくなって関節を動かせるようになるので一気に回復へと向かいます。
急性期は、痛みのある部位への直接アプローチは避け、肩甲骨の可動域をあげること、背骨を調整し自律神経を整え自然治癒力を上げることで、急性期の期間をできるだけ短くしていきます。
そして重要なのが慢性期。通常回復期に到達するまで6カ月以上かかるものを、肩甲骨の可動・背骨の調整に加え肩関節の可動も上げることで、1カ月以内の回復期到達もしくは、完治を目指します。
四十肩・五十肩の予防、再発防止には、正しい姿勢を身に着けることが重要になりますので、症状が改善したら姿勢調整をすることもお勧めしております。